中小企業にとっての効率的採用方法を考える
中小企業にとって現在の悩みの一つは採用なのではないでしょうか?
皆様の会社は優秀な人材の採用が楽にできていますか? 昨年2014年以来
中小企業は人材難が始まったと言われています。リーマンショックの時は社員の
リストラだ休業補償をどうしたら良いか?と言った問い合わせが多かったのですが
5年以上経過した現在状況は大きく変わっております。ハローワークに求人票を出して
も人が来ない(求めている人材・年齢等が全く違う方)或いは有料の求人媒体に
出しても費用が極端にかかり過ぎると言った状況が特に多くの中小企業で散見される
ようになりました。人材は会社が利益を生むためにも不可欠です。そして良い人材を採用しないと
後で必ずと言ってよい程トラブルや解雇問題になります。
良く私も解雇や労務トラブルの相談を受けますが
始まりは採用です。当事務所は採用支援のコンサルも解雇や労務トラブルの問題解決
の業務と同じように行っております。効率的に良い採用が出来ない最大の要因は
第一に自社に欲しい人材の要件が漠然としている事です。
どのような人材を募集・採用するのですか?と言った質問を経営者の方にすると
回答は「良い人或いは優秀な人」
と答えます。ある種当たり前ですがこれでは永久に効率的に採用は出来ません。
また第二に面接に関する
考え方が非常に甘いと言う事です。中小企業の場合、面接官は社長や他の役員
又は専門の総務系の担当者が1名いれば良いほうですが、これも面接スキルが相当ないと、
経験や感に頼りがちで一貫性が有りません。
これも効率的な採用ができない理由です。これらの課題を仕組み化する事が重要です。
次回より人材採用に関する記事を複数回に分けて述べたいと思います。